2018年3月30日金曜日

今回は私の大好きな刺繍のちょっとした手仕事をお知らせします。

 
デザインがとてもシンプルで、
品質も価格も手ごろなので気に入っている
MUブランドのパジャマを購入しました。
苦手なネットを使って。。。。
 
現物が届いて、実物を見て触って、
とても気に入りました。
でも、でも何か物足りない。。。。
 
そうだ、小さくていいから刺繍をして
もっと愛着のあるものにしよう!
と思い、ちょこちょこっと刺したのがこれです。
 
 
濃紺の水玉模様のには「あんみんのためのニンジン」(語呂合わせです)
 
 
ブルーのストライプのには「怖い夢を食べてくれバクちゃん」
 
 
 
かわいいでしょう?
いっぺんにお気に入りのパジャマに変身しました。
 
クローチェでは、こんな小物刺繍を楽しむ集まりを開いてます。
月一度程度のペースで、
お菓子とお茶を楽しみながらの2~3時間。
豊かな時間ですよ。
一緒に楽しみませんか?
お一人でも初心者でも歓迎です。
おしゃべりもとても楽しいです。
 
さあ、どうぞ!
 

2018年3月27日火曜日

アニョー・パスカルの試作に一所懸命に取り組んでいます。

 
はるばるフランスからこの羊の陶器の型がやってきたときは、
本当に涙が出るほど感激しました。
 
早速、フランス語の説明書を”解読”しようと、
学生時代以来の仏語辞書と悪戦苦闘していたら、
娘がスマホでささッと検索、、、、
それはまあ、何と多くの方が
ネット上にいろいろなアニョ・パスカルの知見を公開されているではありませんか!
 
凄い、すごい。。。。
 
とても勉強になるなぁと驚くやら、
スマホも持ってませんし、
我がデジタル知識の乏しさを恥じてます。
でも、すごく便利だけど、何か面白くないな。。。。
 
さてさて、クローチェではどんなアニョ・パスカルを
お出ししようかな、と試行錯誤しています。
 
 
現地のオリジナルは、同梱されていたフランス語のレシピによると、
バターの全く入らない生地が基本のようです。
でも、これでは舌の肥えたクローチェのお客さまには不評でしょうから、
邪道なのかもしれませんが、
バターたっぷりな濃厚な味にして、
レモン風味を利かせることにしました。
 
そして型抜きをしやすくするように、
小さなお耳にも生地がいきわたるように、
細かな工夫を重ねてと。。。。
楽しいです。
 
問題はラッピング。
本場では、”むき出しで売られているのよ”とも聞いていたのですが、
さすがにそれでは皆様に失礼ですしね。
 
羊さんはリボンでおめかしさせてあげて、
厚紙で作った台紙にのせて、
大きめの透明な袋でラップして、
もう一度リボンで封をする、
というスタイルでいこうということになりました。
 
 
これがその写真です。
24日の土曜日に試作品とお断りしたうえで、
お店にお出ししたんですが、
朝一番のお客様のもとにもらわれていきました。
 
「どこから食べようかな?悩むわよね。」
とおっしゃりながら。。。。
そう、確かに最初のナイフをどこに入れるか?
これは難しい問題です。はい。

 
 

2018年3月21日水曜日

L'agneau pascal アニョー・パスカルというお菓子をご存知ですか?

 
やったー!
嬉しくてうれしくて、皆さんに速報です。

念願のフランス菓子のアニョー・パスカルの陶器型が
はるばるフランスはアルザスからやってきたんです。

今日の午後、雪の中を郵便局のおじさんが
しっかりと抱きかかえて届けてくれました。
ありがとうごさいます。
伝票のドイチェポストのホルンの絵も輝いて見えました。


アニョー・パスカルって
まだまだ日本ではなじみのないお菓子ですので、
「初めて聞くわ。」
という方が大半ではと思います。

イエス様の受難週レントの間だけの
しかも、フランスはアルザス地方だけのお菓子。

「アニョー」は子羊。「パスカル」はイースター。

昔しギリシャに住んでいた時に
イースターはパスカだったなぁ、
ギリシャ人はみんなが、羊の丸焼きを食べてたなぁ、
と思い出しました。


大切な鎌倉のお友達Sちゃんに、
彼女のフランスの知人に探してもらっていたのを
ようやく見つけてくれたんです。
そしてプレゼントしてくれたんです。
すごいでしょう?

多分、私の一生の宝物。

かわいい羊ちゃんのケーキが焼けたら
そして、皆さんにお出しできるレベルになったら、
改めて報告しますね。


いかにクローチェらしくできるか?
挑戦です。
きっと皆さんにも楽しんでもらいますから。
もう少し待っててください。
でも、イースターには間に合うかなぁ?

とにかく、今日は最高の日、ひゃっほー。
興奮してます。
ごめんなさい。。。。
 

クローチェ2階のイートイン・スペースをご存知でしょうか?

 
淹れたてのお茶やコーヒーを楽しみながら、
パンやお菓子をゆっくりん召し上がっていただけるお部屋が
クローチェの2階にあります。
5~6名くらいは大丈夫かな。
ご存知でした?
 
 
冬の間はいささか寒いので、あまりお勧めしていませんでしたが、
お日様の日差しが暖かくなってくると、
明るくて、静かで、とてもホッとできる空間になります。
是非、ご遠慮なくお使いください。
もちろん無料でご利用いただけます。
 
今、この部屋には、昨秋の「フルモノイチ」にもお出しした
アンティークや小物たちが置かれています(一部は販売もしています)。
 
でも、実はですね、
もともとはですね、
「いいなこのお部屋。私にも使わせてもらえないかしら。」
と希望される方に、
気軽にお使いいただこうと思っていたスペースなんです。
 
どうでしょう、
わずかですが、この空間を有効にお使いいただいて、
ご自身の作品などを展示されたり、販売されてみませんんか?
 
 
↑木枠の古いガラスケース
 
 
↑本棚も壁面もお使いいただけます。
 
ガラスのショーケースや小さな本棚、丸いサイドテーブルなどを
ご自由にお使いくださってもけっこうですし、
ご自分でご準備されたものを持ち込まれても。。。。
 
ただし、ただしです!
森の奥のパン屋ですから、
クローチェを訪れてくださるお客様はともかく、
通りすがりの方が、ふらっと立ち寄ってくださることは、まずありません。
 
だから、ご自身でプロモーションを頑張っていただかないと、、、、
さ~てさてお客様は、
ウサギさんたちくらいかな?
 
 
お気軽にご相談ください。
冷暖房費を少しいただくかもしれませんが、
基本的に無料でお貸ししてます。

2018年3月17日土曜日

イースターのパンと言えば、ホットクロスバン。クローチェでもお出ししています。

 
今年のイースターは、4月1日の日曜日です。
キリスト教では、クリスマスに並ぶ、あるいはそれ以上に大事な日なのですが、
何故か日本では定着していないんですよね。
 
イエス様の復活ということが、なじめない、理解できないからでしょうか。
少し寂しい気がします。
でも、心静かにイエス様の復活を祝うという意味では、
この位でいいのかな?
 
 
さて、イースターのシンボルと言えば、、、、
ウサギとたまごですよね。
この写真は、昨年のイースターに敬虔なクリスチャンのご夫婦から
いただいたものなのですが、
それはもう素敵なので、
改めて紹介させていただきます。
本物の卵の殻(もちろん中身はきれいに抜かれています)に
トールペイントで細かく野花が描かれています。
それを赤いリボンでからめてあって、
とても上品です。
大事にしてます。
 
そしてイースターのパンと言えば、、、、
イギリスが発祥のホットクロスバン。
やはり日本では、あまりなじみがないですよね。
でも、このパンの名前は、マザーグースの歌でご存知の方もいらっしゃるかも。
 
本場イギリスでは、この時期には
パン屋の店先に山ほど積まれて売られているそうです。
クローチェでも負けじとホットクロスバンをせっせと山ほどやいてます。
 
 
甘めの生地に、シナモン、グローブ、ナツメグのスパイスを利かせて
表面に小麦粉でしっかりと十字架を表現してます。
 
 
薫りが高く、ふわっとした優しい食感です。
そのまま召し上がってもとてもおいしいですし、
上下半分に切って
こんがり焼いてから、バターをたっぷり塗っても
独特の風味を楽しめます。
 
濃いめの紅茶を淹れて、
ホットクロスバンの歌を口ずさみながら、、、、
One a penny、 two a penny、
Hot  cross buns
さあ、どうぞ。
安いよ、おいしいよ、
さあ、もう一つどうぞ。
 


2018年3月5日月曜日

嬉しいな。本当に寒い(大嫌い)雪の多い(もっと嫌い)冬が終わろうとしています。

 
少し寒さが緩んで、日差しも明るくなってきて、
(税務署のお仕事も片付いて!)
がぜん気持ちも明るくなってきました。
皆さんはいかがお過ごしですか?
 
春に向けて、前向きに、楽しいこと、新しいことをしたいなと
ウキウキしているのですが、
頭の痛いことも、それはもうたくさん、たくさんありますよね。
それはそれで、がんばらなくっちゃ。。。。
 
でもね、新しい挑戦も大事ですけど、
皆さんに認めていただいているクローチェ定番のパンたちを
実直に、丁寧に作り続けることはもっと大事と
スタッフ一同、胸によ~く刻み込んでます。
応援よろしくお願いします。
 
あれれっ?今回は久しぶりのブログ更新なので、固いかたい。
さあ、力を抜いて続きを。
 
今はまだまだ、冬と春の境目。クローチェのメニューもです。
 
この冬に本格デビューした
「もっちりとした皮とジュワっと餡がおいしいクローチェ特製の肉まん」
(長いネーミングですねぇ)が、
ありがたいことに
とってもとても好評で、まだブームが続いています。
十個単位でまとめ買いしていただけるお客さまもいらっしゃるんですよ。
嬉しい。。。。
 
 
パン屋なのに、とお叱りを受けそうですが、
肉まんも立派なパンの一種としましょうよ。
そうですよね?
 
女の子でも二つはペロリ、殿方は三つは楽勝パターンかな。
是非、お店で蒸し上がりの熱々を頬張ってみてください。
 
前置きが長くなりました。
今回は、早春の果物と言えばイチゴのロールケーキの紹介です。
 

こんがりと焼き上げたロール生地に
なめらかな少し甘めの生クリームに甘酸っぱい赤いイチゴを
並べて丁寧に巻きました。
得意の巻きまき、です。
 
 
これが夢のようなお菓子に変身するのが不思議ですよね。
食べるだけでなく、作るのも本当に楽しいお菓子だと思います。
 
パン屋のロールケーキですから、パティシエの方がお作りになる
「上品な」「ふわっとした」ロールケーキとは違って、
思わず笑顔がこぼれる
「パフっとした」食感と美味しさと紹介しようかな。
幸せな味です。
イメージできましたか?
 
是非、ご家族で、仲の良いお友達とで、笑顔で気軽に楽しんでいただけると
イメージが本物になります。当たり前ですね。
 
きっと幸せな気持ちになりますよ。
これは本当です。