そう、それがパン屋にとって一番大切なことなんでしょうね。
「このまえ食べたカレーパンはうまかったねぇ。また買いに来たよ。」
『それは、うれしいです。少し辛すぎませんでしたか?』
「それが良いんだよ。今日のはどうなの?」
「この小ぶりなパンはどういう感じのパンなの?」
『はい、自家製の天然酵母で発酵させた生地に、
クランベリーとクルミを練り込んだ、クローチェの新作なんですよ。』
「それはおしゃれね。一つ試しにいただいてみるわ。」
こんなお客さまとの会話を大切にして、パンを作って、売ってます。
だからお店にお出ししているパンの説明は、
お一人おひとり応対しながら、
個別にさせていただくのがクローチェ流儀。
求められれば、材料や作り方などすべてお話ししています。
「それもわかるけど、最小限の説明カードくらいは用意したら?」
ともよく言われます。
『それもそうよね』
とも思うんですけど、
やっぱり面倒くさいし(失礼しました)、どこか違うんだなぁ。。。。
お客様のご要望やご質問に丁寧にお答えしたい、
と考えると、このスタイルは止められません。
止めたくないんです。。。。
↓これでコッペパンをお出ししているつもり。
生意気なことを言うようですが、
森の奥の不便なところで、
宣伝も全くしないで
これまで14年間、こんな小さなパン屋を応援していただけているのも
このクローチェのスタイルを
受け入れて下さるお客様がたくさんいらっしゃるからだと思っています。
「そこに書いてあるでしょ。自分で読んで、自分で選んでください。」では、
クローチェではないと思うんですよね。
小さなパン屋だからでこそ。。。。ですけどね。
↓番外編。巨大ニンジンをGETしました。でっかい!ゴジラ人参です。
さっそく人参スープにしてみました。
それは美味しかったです。